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コーヒー豆の発がん性物質、検査合格でも商品撤去


ニュース 食品 作成日:2014年6月17日_記事番号:T00050972

コーヒー豆の発がん性物質、検査合格でも商品撤去

 行政院消費者保護処(消保処)が今年5月、台北市など6県市で採取したコーヒー豆、コーヒー粉のサンプル44件を対象として、発がん性物質のオクラトキシンAの含有量を検査した結果、いずれも検出値は基準値(5ppb、ppbは10億分の1)以下だった。ただ、一部のスーパーマーケットは基準値に満たない微量のオクラトキシンAが検出されたことを受けて、商品を店頭から撤去した。 17日付蘋果日報が報じた。


微量のオクラトキシンAが検出されたコーヒー商品。消保処は政府に店頭からの強制撤去を訴えた(16日=中央社)

 オクラトキシンAは、腎毒性や肝毒性を持つカビ毒として知られ、コーヒー豆に微量が含まれていることがある。

 大手スーパーマーケット、頂好超市(ウェルカム)は、同社が販売する製品から微量(0.9ppb)のオクラトキシンAが検出されたため、商品を店頭から撤去する措置を取った。

 専門家は、オクラトキシンAは摂氏25度前後の湿った環境で発生しやすいため、コーヒー豆、コーヒー粉は開封後、密封して冷蔵庫で保存するよう呼び掛けている。