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主流パネル、40インチ以上へ


ニュース 電子 作成日:2014年6月17日_記事番号:T00050976

主流パネル、40インチ以上へ

 市場調査会社、ディスプレイサーチは、2015年第1四半期に40〜43インチ液晶パネルの出荷が32インチを上回り、主流サイズになると予測した。17日付工商時報が報じた。

 統計によると、32インチパネルのテレビ市場シェアは12年に41%、13年には39%だった。テレビ大型化に伴い供給量が減少しており、今年は32%まで下がる見通しだ。32インチパネル出荷枚数は7,660万枚と前年比17%減少する予測だ。

 一方、群創光電(イノラックス)が39.5インチパネルを第6世代ラインで生産し、サムスン電子や深圳市華星光電技術(CSOT)が43インチパネルを生産している他、一部メーカーは40、42インチを主力製品と見なし、7.5、8.5世代ラインで生産している。

 謝勤益・大中華区副総裁は、32インチのオープンセル(バックライト搭載前の半製品)が1インチ当たり平均約3米ドルなのに対し、40、42インチパネルは約3.3米ドルで、利益率が高いためと分析した。