ニュース 農林水産 作成日:2014年6月18日_記事番号:T00050987
昨年10月から豚流行性下痢(PED)の発生が続き、大量の子豚が死亡した影響で、雲林県の豚肉卸売市場では17日、販売頭数が前年より400頭少なく、価格が1キログラム当たり80台湾元(約270円)に再び上昇した。販売業者は、これまでに価格が3割上昇しており、豚バラ肉を1台斤(約600グラム)当たり120元から140元へ値上げしたところ、顧客が3割減ったと嘆いた。18日付聯合報が報じた。
雲林県の豚肉卸売市場では今年3月に生きた豚の価格が1キロ当たり83元まで上昇したが、その後、行政院農業委員会(農委会)が冷凍豚肉メーカーに購入規制を設け価格を抑制、78元前後で推移していた。
養豚業者によると、子豚が成長するまで約半年必要で、PEDの影響で現在、豚が不足している。需要が増える中元節(旧暦7月15日、今年は8月10日)までには今年最高の85元まで上昇する可能性がある。
中華民国肉品市場発展協進会の王忠訓理事長は、豚の供給が減少するか、卸売価格が85元以上に達すれば、台湾全土の豚肉卸売市場で休場日を毎週1日から2日に増やすことを検討すると述べた。同会は今月27日に会合を開く。
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