ニュース 金融 作成日:2014年6月18日_記事番号:T00050988
保険金額、保険料が巨額なため指標的意味を持つ台湾中油(CPC)の火災保険の新年度契約は、大手の明台産物保険が公開入札で落札した。保険料は1億5,000万台湾元(約5億1,000万円)。昨年落札した富邦産物保険の保険料1億4,800万元をやや上回った。18日付工商時報が報じた。
CPCは今年の入札で最低価格を昨年より6,000万元高い2億1,000万元に設定し、国泰世紀産物保険(キャセイ・センチュリー)や新光産物保険などがやや上回る保険料で応札したものの、結局は保険料率が最も低かった明台産保が約28%下回る保険料で落札した。
CPCの契約獲得により、明台産保は1〜5月の法人向け火災保険料収入が5億7,600万元と前年同期比54%増加し、業界最大の伸び率となった。
CPCの火災保険は保険金額が3,000億元を超える一方、保険料はかつての5億〜6億元から2010年に1億3,000万元まで減少した。ここ数年は保険料率の調整で、保険料が徐々に回復している。
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