ニュース その他製造 作成日:2014年6月18日_記事番号:T00050992
タイヤ大手、正新橡膠工業(CST)は17日に開催した株主総会で役員の改選を行い、同社創業者でこのほど退任を決めた羅結董事長(90)の後任として、次男の羅才仁副董事長(61)を選出した。同氏は今後、正新橡膠(中国)の董事長も兼任する。18日付工商時報が報じた。
羅才仁・新董事長はこれまで、アモイ正新橡膠工業の副総経理、1993年に自身が立ち上げを主導した正新(中国)の董事長を務めるなど早くから羅結氏の後継者と目されており、6年前には正新本社の副総経理に就任していた。
なお今後正新は、羅才仁董事長と、羅結氏の長女の夫で、アモイや漳州、天津などの子会社運営を手がける陳秀雄・アモイ正新董事長、次女の夫で、台湾、タイ、ベトナム事業を統括する陳栄華・正新総経理の3人が経営の要となるとみられている。
正新橡膠は67年に羅結氏が創業。日本の東洋ゴム工業との技術、資本提携を結び、台湾市場で勢力を伸ばした。その後、提携は解消したものの、吸収した経験を生かし、中国や東南アジアに自社工場を設置。事業を拡大した。
羅結氏は毎年、株主総会に出席していたものの今回は欠席。高齢のため、台中の病院で静養しているとされる。
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