ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

藤田観光、台北市にホテル計画


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月18日_記事番号:T00050993

藤田観光、台北市にホテル計画

 藤田観光は17日、台北市に同社初となる海外直営ホテル開設を計画していると発表した。同市中心部で開設場所を模索中で、年内に出店の可否を判断する。台湾を訪れる日本の観光客やビジネスパーソンを主なターゲットとし、宿泊主体型で中価格帯の「ホテルグレイスリー」ブランドでの出店を計画している。1号店を皮切りに台湾で多店舗を展開し、東南アジア市場進出への足掛かりとしたい考えだ。


17日の記者会見には都築輝巳・ワシントンホテル事業グループ最高業務執行責任者(左2)らが出席した(YSN)

 藤田観光が、日本市場が縮小する中、海外進出先としてまず親日的な台湾を選んだのは、台北でのホテル開設により日本で運営するビジネスホテル「ワシントンホテル」の、台湾人の間での認知度が高まるとの期待感からだ。同ホテルの台湾人宿泊者数は昨年延べ13万人で前年比31%増え、外国人宿泊者全体の18%を占めた。

 藤田観光は、台湾人を対象に同社のホテルや商品などを紹介する中国語ホームページ「藤田荘園物語」を開設した。オンライン予約で個人旅行者を呼び込む狙いだ。同社のホテルを利用する台湾人のうち、ツアー客と個人客の比率は6対4だが、最近では個人客の利用が増えているという。