ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年6月18日_記事番号:T00050994
自動車部品大手、東陽実業廠は17日、今年の資本支出額を39億台湾元(約130億円)に引き上げると表明した。工場新設や物流センターなどの設備投資に充てる。呉永祥総裁は、「拡充後は自社製品の生産、出荷能力が大幅に伸び、市場シェアにおける他社との差をさらに広げられる」と述べ、「当社の来年の業績は過去最高の爆発力を見せる」と自信を示した。18日付工商時報が報じた。
今回の設備投資では、生産能力が台湾最大となるアフターマーケット(AM)向け部品の電解めっき工場の他、2,500~3,000トン級の大型射出整形機15台を設置する第5プラスチック部品工場、フェンダーのプレス工場の新設や拡充を行う。それぞれ、今年末、来年2月、同6月の稼働予定だ。
また物流倉庫も拡張する計画で、積込み口を111カ所に増やし、月間出荷量がコンテナ1,700本以上に増加する見通しだ。
なお同社は世界経済の回復に伴い、自動車メーカーからのOEM(相手先ブランドによる生産)やAM市場での需要が高まったことから、昨年の連結売上高は前年比15%増の196億1,600万元で過去最高となった。純利益も81%増の13億9,900万元だった。証券会社は今年の売上高は230億元に達し、再び過去最高を更新すると予測した。
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