ニュース その他製造 作成日:2014年6月18日_記事番号:T00050996
製紙大手の永豊餘投資控股(YFY)の邱秀瑩董事長は17日の株主総会で、中台で工業用紙、家庭用紙の生産能力拡充を続行し、今後2年で100億台湾元(約340億円)を投じると説明した。18日付経済日報などが報じた。
台湾では、工業用紙の芯紙の品質向上とコスト低減のため、桃園県の新屋工場で3台目の製紙装置と2基目のコジェネレーション(熱電供給)設備を導入する。来年第4四半期の稼働を見込む。投資額は60億元。
中国では、江蘇省の揚州工場で家庭用紙の生産ラインを2本増設する。年内に稼働する計画だ。投資額は10億元。
この他、稲わらや麦わらを原料として化学添加物を加えないで作るNパルプ(ナチュラルパルプ)技術の利用拡大や、都市再開発に伴う南京工場の移転などを予定している。
同社は、昨年から3年計画で中台の家庭用紙の生産能力拡充を進めている。年産能力は現在の17万5,000トンから42万トンへと倍増する見通しだ。
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