ニュース 金融 作成日:2014年6月19日_記事番号:T00051016
統一総合証券は18日の董事会で、スタンダード・チャータード銀行(渣打国際商業銀行)の証券業務を6億8,560万台湾元(約23億円)で買収することを決議した。同社は、スタンダード銀の証券部門が抱える桃園、新竹、苗栗地域の拠点取得が主な買収目的と説明。これらエリアでサービス網を広げ、市場シェアを拡大できるとの見通しを示した。買収の基準日は10月9日を予定している。19日付工商時報が報じた。
また、林寛成・統一証券総経理は、今回の買収で安定した個人投資家を顧客として獲得でき、市場拡大で融資利益への貢献が図れると語った。
統一証券は業界上位10位の証券会社で、台湾全土に35拠点を有する。一方スタンダード銀は台湾全土88拠点。利益貢献に限りのあった証券業務売却で銀行業務に専念するもようだ。
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