ニュース 社会 作成日:2014年6月20日_記事番号:T00051037
香港メディア大手、壱伝媒(ネクスト・メディア)が香港と台湾で発行する日刊紙「蘋果日報」の公式ホームページが18日以降、何者かによって大規模なハッキング攻撃を受けている問題で、20日付同紙は「台湾の情報セキュリティー当局関係者が、今回の攻撃は中国政府のハッカー部隊によるものと断定し、既に国家安全レベルの調査を進めている」と認めたと報じた。また、米国も事態を重く見て専門家を台湾に派遣し、調査に協力するという。
香港の民主化運動を支持する蘋果日報への敵視が理由とみられる同社サイトへの攻撃は19日も続き、サイト上のサービスに支障が出る事態となった。
また台湾の情報セキュリティー当局関係者は、今回の攻撃で、香港の民主化に影響が出るかどうかを台湾の国家安全当局は最も重視していると語った。
なお蘋果日報サイトの他、20〜22日に香港で予定されている民間による選挙方式についての市民投票に使用される電子投票システムも同様の攻撃を受けているが、これについて中国外交部の華春瑩報道官は19日、「承知していない」とコメントした。
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