ニュース その他分野 作成日:2014年6月20日_記事番号:T00051038
海岸の人為的な破壊、独占的利用などを防止することを目指す「海岸法」草案が19日、行政院会(閣議)を通過した。同法案は、台湾各地を空撮した映像で構成されたドキュメンタリー映画『看見台湾』(2013年、斉柏林監督)を見た市民が破壊の進んだ海岸線を目の当たりにし、関心が高まったことがきっかけとなって提案された。今後、立法院での可決を経て施行される。中央広播電台電子版が19日伝えた。
「海岸法」草案の内容は、▽希少動物や植物が生息する▽重要な水産資源を有する▽特殊な景観資源を形成する▽重要な文化資産を備える▽重要な河口生態系を含む▽生物の多様性が豊か──といった条件を備えたエリアを「海岸保護区」に、▽侵食▽洪水▽高潮▽地盤沈下▽その他潜在的災害──によって国土流出の懸念があるエリアを「海岸防護区」に設定し、自然環境の保護や破壊の防止に努めるというもの。
なお重要度の高い「一級海岸保護区」で希少な動植物に損害を与えた場合は10年以下の懲役刑が課せられる。
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