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フィリピンでラクスジェン生産、アセアン向け輸出へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年6月20日_記事番号:T00051049

フィリピンでラクスジェン生産、アセアン向け輸出へ

 裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)は19日の株主総会で、今年完全子会社化するフィリピン日産自動車(NMPI)で、自社ブランド「納智捷(ラクスジェン)」と日産車の受託生産を行う計画を明らかにした。当面は年産5,000台とし、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中東向けに供給する。20日付中国時報などが報じた。

 姚振祥総経理は、ラクスジェン車をNMPIで組み立てれば、フィリピンの需要に応えられるだけでなく、ASEAN域内ではASEAN自由貿易協定(AFTA)によって輸出関税が優遇されると指摘した。

 ラクスジェン車は現在、台湾、中国で生産している他、ロシアではダーウェイズ(Derways)に生産を委託している。

 同社はこの他、三義工場(苗栗県)を拡張し、1,200トンプレス機を導入する。投資額は1億4,000万台湾元(約4億8,000万円)。中国の杭州工場(浙江省)には運営本部を設置する。