ニュース 社会 作成日:2014年6月23日_記事番号:T00051067
かつて国民大会の議場として使用されてきた台北市郊外・陽明山の中山楼に観光ホテル化構想が浮上している。23日付聯合報が伝えた。
中山楼は1966年に完成した3階建ての建物で、かつて直接選挙移行前の総統の任免や憲法改正を行う国民大会が開かれていた。壮麗な中華風の外観が特徴。内部には1,800人収容の会議室、2,000人収容の宴会場などが設けられている。2005年の国民大会廃止でその役割を終え、現在は史跡として一般公開されている。
中山楼周辺の用地は、2009年に内政部営建署が取得し、再開発に向けた検討を行った。しかし、中山楼が陽明山国家公園内にあることから、開発に着手できないため、用地を財政部国有財産署に移管することを計画している。
国有財産署は営建署の動きを受け、政府が現状の外観を生かした改修を行い、民間に運営委託するOT(運営・譲渡)方式で観光ホテルとする方向で検討に入った。周辺には温泉もあり、実現すれば中国人観光客などに売り込める有力な観光スポットとなりそうだ。
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