ニュース 運輸 作成日:2014年6月23日_記事番号:T00051070
交通部鉄路改建工程局の彭懐徳・南部工程処長は22日、高雄市で進められている台湾鉄路(台鉄)全面地下化工事の一環として、鳳山駅における臨時駅への移行に向けた軌道および電機設備などの切り替えが完了したと発表した。これにより107年の歴史を誇る従来の鳳山駅はその役割を終えることになった。23日付自由時報などが伝えた。
臨時の鳳山駅。7月に解体予定の旧駅には別れを惜しむ鉄道ファンらが記念撮影に押し寄せた(22日=中央社)
鳳山駅の軌道を北に移す同工事は21日午後9時から22日午前5時まで秒刻みで行われた。上り(北行き)、下り(南行き)の計30本の運行が中止されたが、台鉄は左営駅、高雄駅、九曲堂駅でシャトルバスによる振り替え輸送を行い対応した。
彭処長は、台鉄の地下化計画のうち、鳳山計画は大順陸橋(三民区)から大智陸橋(鳳山区)までの全長4.3キロメートルで、地上から土を掘り、できた穴の中にトンネルをつくる開削工法を採用するため、地下20メートルまで掘り下げる必要があると説明。全面的な地下化は計画通り3年後に完了すると語った。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722