ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月23日_記事番号:T00051073
人気ファッションブランド「ア・ベイシング・エイプ(BAPE)」が台湾で唯一、台北市の円環商圏(大同区)に出店するショップ「BAPE STORE」が先週、突然営業を停止した。警察の調べによると、資金繰りの悪化を受けて同店の経営者は7億台湾元(約24億円)の負債を抱えたまま行方をくらませており、台湾における代理業者「揺滾心国際」にも連絡が付かない状態だ。23日付蘋果日報が報じた。
「BAPE」は日本のファッションデザイナー「NIGO(長尾智明氏)」が創設したアパレルブランドで、株式会社ノーウェアが展開。その後ノーウェアは2011年に、香港のアパレル大手、I.T社が買収し、同ブランドは同社傘下に入った。
台湾のショップは2007年に「東南アジア最大の旗艦店」とのうたい文句でオープンしたが、今月17日、10人以上の債権者が詰めかけたため警察が事情を聞いたところ、店主が債務を踏み倒して逃亡した疑いがあり、債権保全のために来店したと説明した。
経済部の会社登記資料では現時点で、揺滾心国際が廃業したとの情報は記載されておらず、BAPEグローバルサイトのショップリストからも台北店は削除されていない。
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