ニュース 電子 作成日:2014年6月23日_記事番号:T00051087
IC設計業者によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)は8インチ、12インチウエハー工場の受注が満杯で、納期は過去最長の5カ月以上に達した。TSMCが第1四半期業績説明会で、いずれの製造プロセスも受注が満杯と言明したことを受け、顧客が生産能力の確保を急いだ。供給ひっ迫は年末まで続くと予想されている。23日付経済日報が報じた。
フラッシュメモリーコントローラIC最大手の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)によると、ファウンドリーの納期は通常3カ月程度。IC設計業者は当面、価格を上乗せして生産能力を確保する必要に迫られ、コストが上昇する可能性がある。もし生産能力を十分確保できなければ、予定通り出荷できずに商機を逃す恐れがある。
TSMCやUMCが高単価なロジックIC、大口顧客を優先しているため、TSMC傘下の世界先進積体電路(VIS)や力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は比較的単価の低い液晶ドライバICの受注が増えている。VISは第2四半期の設備稼働率が100%を超える見通しだ。
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