ニュース 電子 作成日:2014年6月23日_記事番号:T00051089
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の林文伯(バウ・リン)董事長は21日の株主総会で、下半期の半導体景気は上半期を上回るとの見通しを示した。市場では、川上メーカーが在庫調整期に入ったとの観測もあるが、下半期はアップルのスマートフォン新機種、「iPhone6」やタブレットパソコン「iPad Air 2」の発売を控え、生産能力は依然不足していると指摘した。21日付経済日報などが報じた。
林董事長。証券会社は同社の第2四半期売上高は過去最高の215億元に達するとの予測だ(20日=中央社)
同社は顧客の旺盛な需要に応えるため、先日今年の設備投資額を過去最高の180億台湾元(約610億円)に上方修正し、第2~3四半期に相次いで設備を導入して生産拡大を進めている。来年、再来年の半導体景気も好感しており、設備投資額は今年と同水準を維持したいと語った。ただ、工場に空きスペースが十分でないことに加え、中部科学工業園区(中科)への工場建設の審査が遅れており、設備投資を拡大することはないと説明した。
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