ニュース 社会 作成日:2014年6月24日_記事番号:T00051094
東京上野の東京国立博物館(東博)で24日に始まった台北・国立故宮博物院(台北市士林区)の文物を展示する初の特別展をめぐり、事前に製作されたポスターなどに「国立」の2文字が記載されていなかったことが台湾側の反発を呼んだ問題で、日本側は23日までにポスターを修正。銭谷真美館長は来日した台湾側関係者に対し、一連の騒動を陳謝した。24日付蘋果日報などが伝えた。
特別展の開幕初日の24日は入場希望者が長蛇の列を作った(24日=中央社)
今回の特別展は、騒動の影響で一時開催が危ぶまれたが、日本側の対応を受け、土壇場で予定通りの開催が決まった。
銭谷館長は「台湾の皆さんに不快な思いをさせたことを館長として真摯に受け止めている。このような騒ぎになったことをおわびしたい」と述べた。
来日した故宮博物院の馮明珠院長は「今回の騒動は遺憾なことで、もう少しで両館の友好関係が損なわれるところだった」と語った。
一方、馬英九総統夫人の周美青氏は、特別展開幕に合わせた訪日を取りやめた。
前売り券は有効
一方、前売り券にも「国立」の文字が記載されておらず、インターネット上では「国立」の文字がないものは無効だとのうわさが流れているが、東博は「入場の際に表記のあるものと交換の上、使用可能だ」と説明した。東博のサイトは20日以降、つながりにくい状況が続いている。
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