ニュース その他分野 作成日:2014年6月24日_記事番号:T00051102
行政院主計総処が23日発表した5月の失業率は3.85%と前月比0.06ポイント低下し、馬英九総統就任翌月の2008年6月以降で最も低かった。特に小売・卸売、建設業の就業者数増加が目立った。24日付経済日報などが報じた。
主計総処国勢普査(国勢調査)処の黄吉実処長は、リーマン・ショックが引き金となった世界金融危機の前、08年上半期の水準まで労働市場が回復したと指摘した。今年の経済成長率は3%以上と楽観的な見方を示すシンクタンクが多く、景気の回復に伴い、労働市場は徐々に回復すると述べた。また、今年通年の失業率は4%を切る可能性があると語った。
一方、4月の経常性給与(基本給や固定手当など。賞与などは含まない)は3万8,061台湾元(約12万9,000円)で前年同月比1.55%増、平均給与は4万2,361元で1.6%増。企業の賃上げ意欲がうかがえる。ただ、物価を考慮した1~4月の実質給与は5万2,087元で16年前の5万2,810元にも達していない。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722