ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月24日_記事番号:T00051106
経済部統計処が23日発表した5月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は1兆2,188億台湾元(約4兆1,300億円)で前月比2.2%増、前年同月比3.9%増となり、5月としては過去最高、単月ベースでは過去4番目に高い数字となった。統計処は、5月は内需、外需ともに好調だったと指摘。6月もサッカーのワールドカップブラジル大会(ブラジルW杯)や百貨店の夏季セール「年中慶」が消費を刺激してプラス成長を果たすと予測した。24日付工商時報が報じた。
5月は▽卸売業、8,540億元(前年同月比3.8%増)▽小売業、3,296億元(4.3%増)▽飲食業、353億元(4.8%増)──となり、軒並み5月としての過去最高を記録した。
卸売業のうち「機械器具業」はクラウドコンピューティング関連製品やパソコン、半導体の需要増で3,535億元と前年同月比5.5%増えた他、「バイク・自動車および部品業」が旺盛な消費意欲の持続を背景に581億元と17.7%増えた。
小売業では「コンビニエンスストア」がイートインコーナーを活用した販売戦略が奏功し、7.5%増の252億元と単月ベースでも過去最高を記録した。
飲食業は「レストラン」が299億元と前年同月比5.4%増えた。中国人の労働節(メーデー、5月1日)連休期間中の観光客増加や母の日、端午節(旧暦5月5日、今年は6月2日)などが商機をもたらした。
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