ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年6月24日_記事番号:T00051109
東元電機(TECO)の劉兆凱董事長は23日、フィリピンのスービック湾工場を電気自動車(EV)組立工場に建て直す計画を明らかにした。1,000万米ドルを投じて月産能力を電動バス200台、電動三輪バイク500台とする方針だ。東南アジア諸国連合(ASEAN)における特殊自動車の巨大商機獲得を狙う。24日付工商時報などが報じた。
TECOは自動車用パワーモジュール技術を生かして特殊EV市場に参入、雲林県の青果卸売り市場、西螺果菜市場に特殊EVの出荷を続けている他、今年3月にはマニラ最大の小型バス業者「eJeepney」と提携意向書を結んだ。
eJeepneyは提携1年目はTECOから1,000台の電動小型バスを購入する計画で、TECOは年内に第1弾として21人乗り50台を納車する。3年目は3,000台、5年目は1万台以上と増やしていく。その後、TECOは傘下の東捷資訊服務(ITTS)を通じてeJeepneyにバス運行管理システムや支払いシステムなどの設置も支援する計画だ。TECO主管によると、フィリピン全国35万台の小型バスのうち、首都のマニラとその周辺地域だけで8万台が走っている。
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