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化学材料の達興材料、新製品量産は下半期に


ニュース 電子 作成日:2014年6月24日_記事番号:T00051111

化学材料の達興材料、新製品量産は下半期に

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)が出資する関連化学材料メーカー、達興材料(Daxin Materials)の林正一董事長はこのほど、今年は製品の多様化に注力する考えを明らかにした。下半期は関連産業の需要期入りに伴い、新製品の量産を見込み、業績成長に期待を寄せている。24日付工商時報が報じた。

 液晶パネル向けでは上半期に液晶材料の小口出荷を開始した他、超高解像度4K2Kパネル用の銅エッチング液やポリイミド配向膜などの新製品は顧客の認証を待っている段階で、顧客の生産スケジュールに合わせ下半期の量産を見込む。また、オンセル型タッチパネル用新材料のオーバーコート剤(POC)や光学透明樹脂(OCR)の開発も完了、小口出荷を開始した。下半期のタッチパネル需要期に量産・出荷したい考えだ。

 林董事長は「今後は液晶、タッチパネル向けだけでなく、太陽光発電や発光ダイオード(LED)向けなどの応用先も開拓していく」と述べた。第1四半期の分野別の売上構成比は液晶パネル向けが依然80%以上と高く、タッチパネル向けは10%未満、太陽光発電、LED向けはわずか1〜2%だった。