ニュース 電子 作成日:2014年6月24日_記事番号:T00051117
フレキシブル基板(FPC)大手、臻鼎科技控股(ZDT)の沈慶芳董事長は23日、中国・江蘇省淮安市での新工場建設に今後5年で10億米ドルを投資する計画を明らかにした。今年9月に着工する。面積は33ヘクタール。生産額500億台湾元(約1,700億円)創出を見込む。24日付工商時報が報じた。
沈董事長は、過去4年、毎年平均100億元の増収を達成できたのは、2007~08年の大型投資が功を奏したためと指摘。今後の成長に向け5カ年計画を始動すると述べた。
また同社は、経済部投資審議委員会(投審会)に設立が認可された新会社、慶鼎、裕鼎が15年末から16年初めに稼働する計画だ。
同社は7月下旬からアップルのスマートフォン新機種「iPhone6」向けにFPCの出荷を開始するとされ、下半期売上高は前期比38%成長する見通しだ。
同社は昨年のプリント基板(PCB)の世界市場シェアが3.92%で、今年は4%を超える見通しだ。FPC世界市場シェアは日本メクトロンのMEKTEC(メクテック)に次ぐ2位。
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