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台泥の植物センター開幕、花き・製薬事業参入も


ニュース その他製造 作成日:2008年1月21日_記事番号:T00005114

台泥の植物センター開幕、花き・製薬事業参入も

 
 台湾水泥(台湾セメント、台泥)が準備に1年以上をかけ、世界各地4,601種の熱帶植物を集めた植物研究センター「辜厳倬雲植物保種中心」が19日開幕し、屏東で式典が行われた。 20日付経済日報が伝えた。

 辜成允台泥董事長は「アジアで最も保存種の豊富な熱帯植物センターに育てたい」と語り、さらに「将来品種改良を通じて花き産業、また中央研究院と提携して台湾原生植物を使った製薬事業にも乗り出したい」と表明した。

 同センターは清華大学分子および細胞生物研究所の李家維所長が発起人となり、辜ファミリーの支持を得て一昨年より計画が進められた。用地は、辜董事長の母親、辜嚴倬雲氏が保有する屏東県高樹郷泰和農場5ヘクタールの土地を寄付し、台泥、和平電力などの董事、監事の賛同により5年1億台湾元(約3億3,000万円)の予算が編成された。