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PCのソフト不正コピー率38%、初めて悪化


ニュース 電子 作成日:2014年6月25日_記事番号:T00051140

PCのソフト不正コピー率38%、初めて悪化

 米ソフトウエアの業界団体、ザ・ソフトウエア・アライアンス(BSA)が24日発表した調査によると、台湾の2013年ソフトウエア不正コピー率(正規ライセンスのないソフトウエアをパソコンにインストールしている割合)は38%で、前回の11年調査より1ポイント悪化した。03年の調査開始以来初めて悪化した。25日付中国時報などが報じた。

 調査対象は世界34カ国・地域のPCユーザー2万2,000人とIT(情報技術)管理者2,000人余り。不正コピー率が悪化したのは11カ国・地域で、アジア・太平洋地域では台湾のみだった。BSAは、台湾で不正コピーされたソフトウエアの総額は3億500万米ドルに上ると指摘した。

 世界全体の不正コピー率は43%と、前回から1ポイント悪化した。アジア太平洋地域は62%で2ポイント悪化し、世界で最も高かった。

 アジア太平洋地域の不正コピー率は低かった順に、▽日本(19%)▽ニュージーランド(20%)▽オーストラリア(21%)▽シンガポール(32%)──。韓国は2ポイント改善し38%で台湾と並んだ。中国は74%で3ポイント改善した。