ニュース 電子 作成日:2014年6月25日_記事番号:T00051146
台湾IC設計産業の生産額が下半期は80億7,000万米ドルで前期比2.1%減少するとの予測が、市場調査会社の拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)より24日示された。四半期別では第3四半期が40億米ドル(前期比5%減)、第4四半期が40億7,000万米ドル(1.8%増)の見通しだ。25日付工商時報が報じた。
TRIは下半期の減少予測について、今年は例年の非需要期に当たる上半期が、▽中国や新興市場▽超高解像度4K2Kテレビ▽サッカーのワールドカップブラジル大会(W杯)によるコンシューマー電子製品──の需要増加で好調だったが、その反動が出るためと説明した。
下半期はアップルやグーグルの新製品の他、▽第4世代(4G)移動通信規格関連▽モノのインターネット(IoT)▽データセンター──などが業界をけん引するが、受注が一部企業に集中しているか、世界的なチップメーカーが先行して地位を確立しているため、台湾が前期を下回る一方、世界全体のIC設計生産額は15%増が予測されている。
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