ニュース 社会 作成日:2014年6月26日_記事番号:T00051152
台湾入りした中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任と行政院大陸委員会(陸委会)の王郁琦主任委員がトップ会談を行った桃園空港近くのホテルで25日、中台サービス貿易協定に反対する市民グループが抗議活動を行うために同日未明から宿泊していたところ、身分を明かさない公安当局者に強引に客室のドアを開けられ、退去を求められる騒動があった。26日付自由時報が伝えた。
公安の侵入に遭った頼中強氏(前左)は「これが軟禁でなければ何だ」と強い不満を表明した(26日=中央社)
複数の市民団体は同日、共同記者会見を開き、「令状なしでドアを破るのは人権を踏みにじる行為で、戒厳令に等しい」などと強く批判した。
騒動があったのは、桃園県大園郷の台北ノボテル桃園国際空港ホテルで、市民団体メンバー7人はツインルーム2室に分かれ、同日未明から宿泊していた。
その後、午前9時20分ごろ、複数の公安当局者が客室を訪れ、「安全確保のため、ホテルを立ち去るように」と告げられた。7人が拒否すると、公安当局者は強引にドアを開け、客室内に立ち入った。その模様を撮影した動画は、市民団体側がインターネット上に公開した。
7人はチェックアウトを拒否したため、公安当局者から「部屋を出ないように」と厳命され、客室周辺には厳戒態勢が敷かれた。
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