ニュース 建設 作成日:2014年6月26日_記事番号:T00051160
台湾経済研究院(台経院)が25日発表した景気動向調査によると、5月と今後6カ月の景気見通しを反映した建設業の営業気候観測指数は78.04ポイントと前月より5.46ポイント下落し、2012年1月以来の最低となった。26日付工商時報が報じた。
台経院が5月の景気が悪化し、今後半年の見通しも悪いとした産業は、▽建設▽一般土木工事▽建築投資▽木竹製品──。
台経院は、5月は建設業、不動産業ともに不景気だったと指摘した。建設業は一部企業で工事の消化が進み、手持ち工事が減った。不動産業は、財政部が非自己居住用住宅の範囲を定め、房屋税(家屋の固定資産税)の税率下限を引き上げると発表したことが購買意欲に影響した。
台経院の劉佩真副研究員は、資金が住宅市場から引き上げられる中、市民が物件を続々と売りに出しており、今後6カ月は取引量が減少し、価格が下落すると予想した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722