ニュース 金融 作成日:2014年6月26日_記事番号:T00051161
ブルームバーグの初期統計によると、台湾の銀行が今年上半期に引き受けた協調融資(シンジケートローン)のうち、合作金庫銀行と台湾銀行によるものがそれぞれ最大の15.4%を占めたが、合作金庫銀がわずかに上回りシェア1位となった。26日付工商時報が報じた。
合作金庫銀行のシェアは前年同期に比べ7.7ポイント大幅に拡大した。同行の内部統計によると、今年上半期は外国通貨による融資が計300億台湾元(約1,020億円)相当に上っており、これがシェアの拡大につながった。
なお同統計によると、今年上半期のシンジケートローン融資総額は計81億1,600万米ドルで前年同期比34%減となった。特に第2四半期は30億米ドルにも届かず、四半期別で2009年第1四半期以来の最低を記録した。
要因について銀行関係者は、▽景気の先行き不透明感▽政府不動産政策による不動産開発業者向け土地建築融資(通称・土建融)への影響▽米ドル銀行間取引金利(TAIFX)の高止まり──を挙げた。
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