ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月26日_記事番号:T00051162
台北都市交通システム(MRT)の新路線、万大線の建設で、現在の中正紀念堂駅が拡張されるのに伴い、歴史ある伝統市場の南門市場が早ければ2017年にも移転する見通しとなっている。26日付中国時報が伝えた。
南門市場は老朽化が進む「中正行政中心大楼」(1979年完成)の内部にあり、生鮮食品、乾物をはじめ食品一般を扱う店舗が軒を連ねる。
台北市政府は、現在の市場の後方に鉄筋コンクリート4階建ての建物を建設し、市場を臨時に移転した上で、中正行政中心大楼を取り壊す計画を立てている。既に市場店舗の8割が移転に応じる考えを表明している。
ただ、関係者の間では、南門市場もかつて撤去後に客足が途絶えた台北円環(旧建成円環、大同区)と同じ運命をたどるのではないかとの懸念があり、市政府は商圏維持に向けた最善の取り組みが迫られそうだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722