ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月26日_記事番号:T00051163
台北地方法院は25日、ケーブルテレビ(CATV)の凱擘(kbro)が無断でFIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会のデジタル方式による中継を配信しているとして、同日から7日間、放映を禁じる緊急処分を下した。契約68万世帯がW杯中継を視聴できなくなる。26日付蘋果日報が伝えた。
今回の問題は、W杯の台湾での放送権を獲得した総合メディア制作会社、愛爾達科技(ELTA)と契約しW杯中継を流している年代電視(ERA TV)が契約内容に違反し、W杯のデジタル高画質中継映像をkbroに配信したものだ。契約によると、年代電視はW杯中継をアナログ方式でしかCATV向けに配信できないことになっていた。
ELTAはさらにW杯終了まで中継を差し止めるための仮処分を台北地方法院に申し立てている。
ELTAは他のCATVでも同様の状況が存在するとして、速やかに同社と権利問題で交渉を行うよう求めた。
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