ニュース 電子 作成日:2014年6月26日_記事番号:T00051168
米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこのほど、米アップルが部品調達面で韓国のサムスン電子への依存度を下げており、それと同時に台湾の工業生産指数の伸びが明らかに加速していると指摘した。26日付工商時報が伝えた。
WSJは「台湾と韓国の経済はこれまでアップルや欧米の大手メーカーからの受注に依存してきたが、アップルがサムスンと徐々にたもとを分かち、台韓経済の競争バランスが打ち破られた」と指摘した。
統計にもそれが表れている。台湾の工業生産指数は3月に前年同月比3.2%増、4月に5.29%増と伸びを拡大。5月も5.2%増を保った。
これに対し韓国の工業生産指数は、3月が2.6%増、4月が2.4%増と伸びが鈍化傾向だ。
アップルはスマートフォン市場で、サムスンの「ギャラクシー」シリーズが脅威となったため、サムスン電子への部品発注を東芝など他のメーカーに順次切り替えている。
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