ニュース 電子 作成日:2014年6月26日_記事番号:T00051172
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)は受注見通しが10月末まで立っており、今年の設備投資を60億300万台湾元(約200億円)に20%引き上げると宣言した。26日付工商時報が報じた。
モバイル端末とモノのインターネット(IoT)でCMOSイメージセンサー、近距離無線通信(NFC)、微小電子機械システム(MEMS)などが大量に導入されるため、同社はオムニビジョン、ボッシュ、STマイクロエレクトロニクス、NXPセミコンダクターズなど大手からの受注が拡大。今年は自社開発の封止・検査装置の増設計画を60台から140台に変更した。
また同社は聯発科技(メディアテック)、中国の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)から携帯電話用チップの大口受注を獲得した他、ザイリンクスのFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、第4世代(4G)移動通信基地局用のASIC(特定用途向けIC)を全て受注している。
同社の李金恭董事長は、半導体景気が非常に良いのはモバイル端末の販売好調が主因で、続いて4Gスマートフォンの買い替え需要が起こると予測した。
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