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「時間がつぶせる空港」、桃園空港が世界10位に


ニュース 社会 作成日:2014年6月27日_記事番号:T00051184

「時間がつぶせる空港」、桃園空港が世界10位に

 米国の旅行関連サイト「マタドール・ネットワーク」が先ごろ発表した、「待ち時間を過ごすのに適した空港ベスト10」で台湾の桃園国際空港が第10位にランクインした。その理由として同サイトは、世界で初めて空港に導入した電子図書館の存在を挙げた。


「D2」エリアの「桃花源図書館」。今後は映画をテーマにした待合室も設けるようだ(桃園空港リリースより)

 マタドール・ネットワークが選んだ「時間がつぶせる空港」ベスト3は、▽1位、チャンギ国際空港(シンガポール)▽2位、仁川国際空港(韓国)▽3位、香港国際空港──の順となった。

 1位のチャンギ空港については「他の空港にあるものは全て備えている他、自然にあふれた遊歩道、プール、アーケード街、映画館、高さ12メートルの滑り台なども楽しめる究極の空港」「これらの施設を十分に楽しむため、できるだけ長い待ち時間を確保したい」と絶賛されている。

 2位の仁川空港は無料Wi-Fiや無料で使用できるパソコンが提供される他、医療センターやゴルフ練習場、カジノなど各種サービス・レジャー施設が充実していることが評価された。

 3位の香港空港はショッピング、レストラン施設の充実に加え、第2ターミナルの「航空探知館(ADC)」で体験できる本格的なコックピットシュミレーターや展望デッキ「スカイデッキ」などが好評だ。

 10位の桃園空港の評価理由に挙がった電子図書館は第2ターミナルの「C5」エリアに設置されており、無料でタブレットPCや電子ブックリーダーが借りられ、400冊の書籍および数千点の雑誌・新聞を中国語または英語で読むことができる。

 また桃園空港の第2ターミナルには「D2」エリアにも中国語、英語の他、日本語、韓国語、フランス語、ドイツ語など各種言語による紙の書籍1,000冊以上を備えた「桃花源図書館」を設置しており、ソファーに座ってゆっくりと読書を楽しむことができる。

 さらに同空港には、第1ターミナル3階の出境ロビー中央と、第2ターミナル「C2」エリアに開設された、その場で焼き上げたパイナップルケーキの試食コーナーや「D2」エリアのヨガ練習場やテレビゲームなどが楽しめる「電競体験館」といった、あまり知られていないサービスやレジャー施設が存在するそうで、よく利用する方、桃園空港の新しい楽しみ方を開拓してみてはいかがだろう。