ニュース 公益 作成日:2014年6月27日_記事番号:T00051187
台湾国際造船(台船、CSBC)の頼杉桂董事長は26日、洋上風力発電市場での商機獲得に向け、来年、海上工事作業を行う子会社を設立すると明かした。投資額は100億台湾元(約340億円)以上。27日付経済日報が報じた。
新会社はオフショア支援船、タグボート、バージ船、人員輸送船、海底ケーブル敷設船などを保有する。1隻当たりの建造費は30億元を超える。
頼董事長は、本業の造船事業で培った総合力に加え、埠頭(ふとう)と重量物の積み降ろしが可能なクレーンを擁しているのが強みと強調した。
今年3月末、経済部能源局(エネルギー局)の「風力発電オフショアシステムモデル奨励弁法」に基づき補助金を受給した福海風力發電から風力タービン30基の設置を含む海上工事を受注した。契約額は30億元以上。来年初めに着工、2018年までに完工する予定だ。初年度売上高40億元以上、その後80億元まで増えると見込み、造船事業以上の高い利益を期待している。
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