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「台プラ、ベトナムで一貫製鉄所を建設」=外電報道


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年1月21日_記事番号:T00005119

「台プラ、ベトナムで一貫製鉄所を建設」=外電報道

 
 外電の報道によると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑重工が達豊鋼材(サンスチール)と共同出資で、ベトナム北中部ハティン省に60億米ドルを投じて年産500万トンの一貫製鉄所の建設を計画している。19日付中国時報が伝えた。

 計画作業を請け負うとされる台塑重工はこの件について18日、「聞いたことがない」と話すにとどまり、台プラでは、ベトナムでの大型製鉄所計画の公表はまだ早すぎると考えているようだ。

 報道では、ベトナムの政府関係者の発言として、台塑重工と達豊は現在製鉄所建設の可能性を調査しており、予定では3月に計画の検討を終え、早ければ2011年に生産に入ると伝えている。

 ベトナムでの投資計画が決まれば、台プラは、5,000万米ドルを出資した中国三鋼集団との合弁の「福建福欣特殊鋼」設立、1,300億ドルを超える雲林県離島工業区での製鉄所建設計画と合わせ、中台、ベトナムの3カ所に鉄鋼業の版図を広げることになる。