ニュース 運輸 作成日:2014年6月27日_記事番号:T00051193
近鉄ワールドエクスプレス(KWE)の現地法人、近鉄運通(KWE台湾)は27日、桃園航空自由貿易港区(桃園県大園郷)内に大型保税物流センター「桃園FTZターミナル」を開設した。
桃園FTZターミナル外観。1階は常温保管と冷凍冷蔵エリア、2階以上は温度管理エリアとなっている(KWE台湾提供)
桃園FTZターミナルは延べ床面積1万2,000坪と、同社が桃園県で以前より営業している保税倉庫の2.5倍だ。約8,000坪の温度管理エリア、約500坪の冷凍冷蔵エリアの他、約100坪の危険品倉庫を備えており、同種の機能を持つ物流センターとしては台湾最大規模だ。電子部品、電材、医薬品、化学品などの一時保管、在庫管理を、指定温度で保税状態のまま行うことが可能で、台湾域内の指定配達先への納入の他、アジア各国への航空・海運による国際輸送手配、流通加工などに対応する。
同社は近年、スマートフォンや半導体などをはじめとするエレクトロニクス関連品、精密機器、医薬品などの分野において、台湾を保税ベンダー・マネージド・インベントリー(供給メーカー主導型在庫管理、VMI)拠点やアジアのハブとする需要が高まっているとして、同ターミナル設置によって関連商機の獲得を狙う。
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