ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月27日_記事番号:T00051196
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の放映権をめぐる愛爾達科技(ELTA)と年代電視(ERA)の紛争で、台北地方法院は年代がELTAによる配信中断を禁止するよう求めた仮処分申請を却下し、27日午前0時以降、年代はW杯の放映ができなくなった。これにより、台湾ではケーブルテレビ(CATV)を視聴する498万世帯でW杯の決勝トーナメントを視聴できない異例の事態となった。27日付中国時報が伝えた。
ELTAは視聴者への配慮から中華電視(CTS)、緯来電視(ビデオランド)に放映を打診したが、高額な権利金から2局とも放映見送りを決めた。
ELTAは27日未明に行われた予選の残り4試合に関しては、急きょ公共電視(PTS)、TVBSに要請し、無償で放映したが、29日未明から始まる決勝トーナメントをCATV経由で放映するめどは立っていない。
このままでは、視聴者は中華電信のマルチメディア・オン・デマンド(MOD)、ネットテレビの「hichannel」、モバイルアプリの「Hami Apps」経由でしか試合を観戦できないことになる。
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