ニュース 機械 作成日:2014年6月27日_記事番号:T00051202
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)はこのほど、ロシアのモスクワ発電工学研究所(MPEI)に30万米ドル相当の精密機械制御装置を寄付した上で、同所内に精密機械センターを設立し、共同で研究開発(R&D)進める契約を結んだ。同センターでは最先端のスマート型自動化設備の研究が行われる。27日付経済日報が報じた。
ハイウィンの卓董事長(前左2)は「ロシアでの販売は今年倍増する」と述べた(同社リリースより)
契約締結式に出席した台湾の陳俊賢駐ロ代表は「ロシアは世界で最も進んだ科学技術を有しており、近年、台湾との技術協力も急速に進み、現在100人以上の台湾人エンジニアがロシア国内でハイテク技術共同計画に参加している」と語った。その上で「ハイウィンとMPEIの協力は国際的産学提携の模範例」とたたえた。
なおハイウィンの卓永財董事長によると、同社のR&D費用は現在、売上高全体の3〜4%を占めているが、▽スマート型自動化設備▽医療▽産業用ロボット▽自動車部品──といった分野への投資を拡大する今年は5%に上昇するとの見通しを示した。
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