コンプレッサー世界４位の瑞智精密の陳盛沺董事長は26日、今後研究開発（Ｒ＆Ｄ）費を売上高の５%へと現在の２%から引き上げると語った。生産能力、製品の付加価値を高め、売上高は年成長率15%、５年で２倍を目指す。27日付工商時報などが報じた。
瑞智は同日、創業25周年、コンプレッサーの累計生産、販売台数１億台を記念したイベントを中国山東省の青島工場で行った。陳董事長は今後省エネルギー製品を主軸に業界をリードしたい考えで、累計販売台数を今後７年以内でさらに１億台増やすことを目指すと語った。
なお、中国・江西省九江市に建設を計画している新工場（年産能力600万台）は、来年末の稼働を目指しており、全工場の年産能力が2,000万台に達し、広東美芝制冷設備（ＧＭＣＣ）、珠海格力電器（グリー・エレクトリック・アプライアンシズ）に次ぐ世界３位となる見通しだ。
