ニュース 電子 作成日:2014年6月27日_記事番号:T00051208
27日付経済日報が業界観測を基に報じたところによると、米クアルコムが7、8月に量産する64ビット対応の第4世代移動通信システム(4G)携帯向けプロセッサー3製品のうち、ローエンド製品「MSM8916」の価格を20米ドル以下に抑えるもようだ。聯発科技(メディアテック)が販売している4G対応オクタコア(8コア)チップの30米ドルを3割以上下回ることになり、メディアテックは下半期に予定している新製品の価格戦略見直しを迫られそうだ。
クアルコムは4G市場でリードを守るため、初代4Gチップの「MSM8974」の40~50米ドルを大きく下回る超低価格戦略を仕掛ける方針で、7月末の量産、8月末~9月初旬に多くの携帯ブランドの新機種に搭載されるとみられる。
半導体業者は、現在ファウンドリーの供給がひっ迫しており、メディアテックなどのIC設計業者は生産能力不足に直面し、価格引き上げも視野に入れる一方、クアルコムは台湾積体電路製造(TSMC)などファウンドリーの大口顧客で、こうした問題がないため価格競争に打って出ると分析した。
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