ニュース 電子 作成日:2014年6月27日_記事番号:T00051209
明基友達集団の李焜耀董事長は26日、中国の人件費上昇を受け、グループ企業4社の台湾域内での生産比率を高めるべく投資を拡大すると表明した。27日付経済日報などが報じた。
李董事長(左)は、Qisdaは高付加価値製品の「少量多種」生産に注力する方針も示した(26日=中央社)
グループの電子機器受託生産メーカー、佳世達科技(Qisda)は既に桃園県に超音波装置など医療用電子製品工場を建設した。液晶パネルの友達光電(AUO)は65インチのテレビ用パネルを台湾でのみ生産する。
また、偏光板の明基材料(BenQマテリアルズ)は台湾工場の生産能力を強化する他、医療器材の明基三豊(BenQメディカルテクノロジー)は工場を既に桃園に移し、生産ラインを増強する予定だ。台中市でも工場を新設する。
なおQisdaについて李董事長は、今年は医療、モニターなどパソコン関連以外の製品の売上構成比がさらに高まるとの見通しを示した。陳其宏同社総経理は、22インチ以上のハイエンドディスプレイ出荷は昨年約30万台に達し、同市場で世界シェア首位だったと指摘。今年は第1四半期で既に30万台に達しており、通年で3倍成長の100万台も狙えると述べた。
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