ニュース 社会 作成日:2014年6月30日_記事番号:T00051216
新北市淡水区の農会(農協)が28日に開催した「全国大カボチャコンテスト」に595.5キログラムの「お化けカボチャ」が登場。重量部門で昨年の483キロを大きく上回り、過去最高を更新して優勝した。
史上最重のお化けカボチャ。あまりの大きさに朱立倫新北市長(右3)もびっくりだった(同市政府リリースより)
新北市のカボチャコンテストは、カボチャの品質向上およびカボチャ農家の交流を目的として7年前から実施されており、▽重量部門▽アイデア部門▽品質部門──の3部門に分かれて台湾全土から集まった「カボチャ作り自慢」たちが腕を競う。
今回、重量部門で優勝を飾ったカボチャを育てたのは地元、淡水区農会に所属する林建訓さん。カボチャ栽培に携わって12年で、巨大カボチャ作りについて「良い種、良い肥料の選定といった農業技術が試されるばかりでなく、天の恵み、地の利など運に大きく左右される」と指摘する。
カボチャは雨水を嫌い、病気に対する抵抗力も弱いため、雨期が最大の試練となるそうで、この時期、林さんはプラスチックの板と網を使ってカボチャを隔離し、通気の確保や水に浸ること、病気の予防に努めている。また巨大カボチャの生育期間は約5カ月で、この間、林さんはほとんど外出せず、付きっきりでカボチャの世話をする。
なお巨大カボチャは食べることはできないそうだが、その栽培技術は食用カボチャの品質向上や増量に活用され、他の農家にありがたがられているという。
林さんは今年、計6個の巨大カボチャの収穫に成功。そのうちの一つ、533キロのカボチャは先週、苗栗県で開かれたコンテストで「カボチャ王子」と呼ばれる地元農家の徐滄浩さんを下して優勝しており、今回、2週連続の「戴冠」となった。
「カボチャ王」の称号を得た林さん、「いつか1,000キロ超えを達成したい」と意気込んでいる。
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