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聯想、台湾OEMメーカーに最終組立も委託


ニュース 電子 作成日:2008年1月21日_記事番号:T00005122

聯想、台湾OEMメーカーに最終組立も委託


 パソコンの中国最大手、聯想集団(レノボ)のコンシューマ用ノートブック型パソコン(ノートPC)事業本部の張暉副総裁は、台湾OEM(相手先ブランドによる生産)メーカーに製造を委託した製品を最終的に聯想が組み立てて出荷していたこれまでの生産方式を、台湾側に組み立て・出荷まで担当させる方式に変更することを明らかにした。これにより同社のOEMを請け負っている広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)などのメーカーは、同社からの受注額が増加するとみられる。21日付経済日報が報じた。

 聯想の生産方式変更は、製品を市場に出荷するまでの時間短縮と、コスト低減が目的。

 張副総裁はまた、コスト効果を上げるため、コンシューマ用ノートPCの発注先を現在の4社から3社に削減し、1社当たりの発注量を拡大する方針も示した。一方、現在緯創資通(ウィストロン)1社のみに発注しているビジネス用ノートPC「Think Pad」シリーズを、他のメーカーにも新たに発注する考えだ。証券界社では、生産規模の大きい、広達、仁宝が受注する可能性が高いとみている。