ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

彩晶、シャープから特許使用権を追加取得


ニュース 電子 作成日:2008年1月21日_記事番号:T00005123

彩晶、シャープから特許使用権を追加取得

 
 中堅液晶パネルメーカーの瀚宇彩晶(ハンスター)は18日、シャープから中小サイズの液晶パネル、液晶テレビなどの分野の特許使用権を追加取得したと発表した。19日付工商時報が伝えた。

 両社間の液晶ディスプレイに関する特許使用契約は2006年末で期限が切れており、双方は更新に向けた交渉を続けてきたが、権利金の料率をめぐり主張が食い違い、昨年夏にはシャープが彩晶を特許侵害で訴えるなど、一時関係が悪化していた。今回の契約は、特許使用権の範囲を旧契約より拡大されたほか、彩晶が支払う権利金も引き下げられた。適用期間は07年1月から11年末まで。

 シャープと液晶パネル各社の特許使用権契約は、期間5年が主流で、契約条件は出荷量に従い一定比率を支払う方式に統一されつつある。権利金は各四半期の決算に分割計上される。