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光ファイバー敷設率、日韓に遠く及ばず


ニュース 電子 作成日:2008年1月21日_記事番号:T00005124

光ファイバー敷設率、日韓に遠く及ばず

 
 2007年6月末時点のブロードバンド普及率を調査した経済協力開発機構(OECD)の最新統計によると、日本と韓国の光ファイバー敷設率はそれぞれ36%、31%に達し世界1位、2位を占めるが、台湾の場合、敷設率は10%に満たない。21日付中国時報が報じた。

 台湾はOECDのメンバーではないため統計には含まれないが、中華電信幹部によると、現在のFTTx(光ファイバーによる通信ネットワーク方式の総称)ユーザー数は約40万戸で敷設率は約9%に過ぎない。通信速度も日本、フランス、韓国の順で下り93Mbps(メガビット毎秒)、44Mbps、43Mbpsとなっているが、台湾は最高速度が現在わずか10Mbpsだ。

 中華電信では、日本、韓国が光ファイバー業務では確かに台湾を大きくリードしているが、中華電信も5年後にはビルの7割に光ファイバーを敷設し、ユーザー数を11年には200万戸に増やし、敷設率35%を目指すとしている。