ニュース 商業・サービス 作成日:2014年7月1日_記事番号:T00051252
金門島から中国・アモイに最も近く、かつて「前戦中の前線」と言われた大胆島、二胆島の管理が30日、金門県に移管された。金門県は今後、両島の観光地化を進める方針で、来年7月1日から教育機関や両島で就役していた退役軍人に開放し、17年に全面開放も検討する。1日付工商時報が報じた。
江行政院長(前右2)は「金門県には最小限の開発で最大限の観光地化メリットを引き出してほしい」と両島の発展に期待を寄せた(行政院リリースより)
両島の移管は今年1月に決定。金門県は今後1年間、軍事区域以外で建築物の重要文化財指定や古蹟の保存、修復などを進める計画だ。
両島には60人規模の軍隊が駐留するが、移管式典に参加した江宜樺行政院長は、最小限の兵力を残しながら段階的に軍用地などを金門県に移管すると説明した。警察、海洋巡視の機能の移管完了後、初めて軍の全面撤退を検討すると述べた。
李沃士・金門県長は、3年間は中国人旅行客に大胆島、二胆島を開放しないと言明した。関係者によると、軍の全面撤退が完了するまで中国人旅行客への開放は行わないようだ。
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