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台北医大病院、日本での粒子線治療をあっせん


ニュース 医薬 作成日:2014年7月1日_記事番号:T00051255

台北医大病院、日本での粒子線治療をあっせん

 台北医学大学附設医院はこのほど、日本の兵庫県立粒子線医療センター(同県たつの市)と提携し、がん患者に対し同センターでの自費による粒子線治療のあっせんを開始した。1日付蘋果日報が伝えた。


統計によると、台湾人の死因はがんが圧倒的に多い(中央社)

 費用は約90万台湾元(約310万円)で、すい臓がん、肝がんの患者2人が今月中にも日本で治療を受ける。

 台湾では長庚紀念医院や台湾大学医学院附設医院(台大医院)などが独自に粒子線治療設備の導入を進めているが、日本での治療あっせんは、がん患者にとって新たな選択肢となりそうだ。

 林口長庚紀念医院がんセンターの洪志宏医師は「粒子線治療は正確にがん細胞に命中させることができ、正常な組織を傷付けず、副作用を軽減できることがメリットだ」と説明した。