ニュース 石油・化学 作成日:2014年7月1日_記事番号:T00051258
台湾中油(CPC)が石油化学産業の高付加価値化政策に合わせ、年末の運転開始を予定していた台耀石化材料科技は、年内の着工さえ厳しい見通しだ。1日付工商時報が報じた。
台耀石化は高雄市の臨海工業区で86億台湾元(約290億円)を投じ、工場を建設する計画だ。工場ではCPCが生産するC5留分を原料とし、高級接着剤や医療、包装など向けの高付加価値の石化製品を生産する。
台耀石化は今年5月に用地4.6ヘクタールを取得し、6月中旬に高雄市政府工務局に工場の建設許可を申請した。しかし環境保護団体や周辺住民が、工場から発がん性の高い気体が排出される恐れがあるとして建設に反対。CPC主管は、11月に統一地方選挙が控えていることもあり、年内の建設許可取得、着工は不可能と話した。
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