ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年7月1日_記事番号:T00051261
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)は30日、7月のオファー価格について、台湾域内向けの300系ステンレス製品で1トン当たり4,500台湾元(約1万5,000円)、海外向けの各製品で150米ドル引き下げた。域内向け400系製品の価格は維持する。YUSCOは域内向け300系製品の6月オファー価格を9,000元まで引き上げていたが、今回は半額まで引き下げた。1日付工商時報などが報じた。
同社主管はステンレス市場は安定しているものの、ニッケル価格が下落しており、コスト低下分を反映したと説明。国際ニッケル市場のスポット価格は5月平均で1トン当たり1万9,440米ドルだったが、6月は1万8,567米ドルまで下落している。
なお唐栄鉄工廠も同日、7月オファー価格を発表し、域内向け300系で1トン当たり4,500元、202系で2,250元引き下げた。今後、華新麗華(WALSIN)、千興不銹鋼(CSSSC)、東盟開発実業といった同業他社の追随が予想される。
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